体の不調を感じやすい40代。いろんなことが原因にありますが、10月の時期だと「夏疲れ」が原因かもしれません。
猛暑のピークが終わって、ドッと疲労感を感じる女性は結構多いです。
今回は40代女性の方に向けて、夏の疲れを解消して、毎日生き生きと暮らせる方法や生活習慣をお伝えしていきます。
夏が終わって体調が悪くなる原因
夏の最中も体調が悪くなりがちですが、実は終わりかけも体調が悪くなりやすいんです。理由は、
- 子供が夏休みで生活が不規則になっていた
- 寒暖差が激しくなってくる
- 夏にたまった疲れが残っている
- 疲労がたまって腸や自律神経が悪い状態になっている
といったもの。「たしかにな」と心当たりがあるものもあると思います。そして体調不良に直接的影響しやすいのが、4つ目の「腸や自律神経が悪い状態になっている」ということです。
腸・自律神経が悪い状態になると、睡眠の質が悪くなったり、疲労がとれなかったりなど、体調不良に大きく影響がでるのです。なので体調を改善するには、腸・自律神経の状態をよくしていくことが大切です。
体調不良を治す!40代女性が取り入れたい朝昼夜の習慣
腸・自律神経の改善をするためには、毎日の習慣がとても大切。ここでは朝昼夜に分けて、取り入れるべき習慣をご紹介します。
一度には難しいかもしれませんが、これをマネすることで確実に体調にいい影響を与えていくので、少しずつでも取り入れていきましょう。
朝の習慣
まずは朝の習慣から。一日の始まりは一日の流れを作るのにとても重要な時間です。
ここをだらけてしまうと、1日の流れが崩れる可能性が高くなるので気を付けましょう。ポイントは以下の4つ。
- 毎朝同じ時間に起床する
- コップ一杯の水を飲んで器官を起こす
- 朝食は抜かさずに食物繊維をしっかりとる
- 着ていて気持ちがいい服を着る
1つずつ見ていきましょう。
毎朝同じ時間に起床する
自律神経に負担をかけないためには、体内時計のリズムを崩さないことがとても大切です。
そのため「今日は休みだから」といった理由で、いつまでも寝ているのはNG。
また起きた時にすぐにスマホを見てネットニュースなどをチェックするのもやめましょう。
ニュースは大概がネガティブな情報ばかりで、ネガティブな情報を最初に取り入れると一日の流れにマイナスな影響を与えます。
コップ一杯の水を飲んで器官を起こす
睡眠中はどんどん水分が失われていきます。なので朝の水分補給はとても大切。
体に水分が入ると、消化器官が動き出し体内時計のずれもリセットされます。
腸も動くので便通もよくなりますよ。ただし寝起きは口の中が菌だらけなので、まずは口をゆすぐか歯磨きをしてから飲むのがおすすめです。
朝食は抜かさずに食物繊維をしっかりとる
体内時計は実際の時刻とズレることがほとんど。それをリセットするのが朝食です。
忙しい朝に朝食を抜いてしまう女性も多いかもしれませんが、体内時計がリセットされないので必ず取るようにしましょう。
朝は腸の働きをよくする水溶性食物繊維を含む、「グラノーラ・玄米やもち麦・フルーツ」がおすすめです。
着ていて気持ちがいい服を着る
服はなんでもいいと思う方もいるかもしれませんが、1日中肌につくものなので、着心地のいいものを選ぶと、気分の上がり方が全然違います。
新しい服を着た時「なんだか気持ちがいい」というのは誰しも経験したことがあると思います。
肌触りがよく、なるべく締め付け感のないものを着用することで、一日中快適に過ごせることができますよ。
昼の習慣
昼は実はあまり自律神経を整えるためにできることはありません。しかしよくお昼寝をするという専業主婦の人は要注意。押さえておきたいポイントは以下の3つ。
- 空腹を感じてから食べる
- 疲れたら机で軽く寝る
- 間食はナッツ・高カカオチョコレートを食べる
こちらも1つずつ見ていきましょう。
空腹を感じてから食べる
一日三食が基本ではありますが、昼はおなかがすいたら食べるというのが理想。
お昼の時間だからお腹がすいていなくても食べるとなると、内臓に負担がかかることもあります。
朝にしっかりと栄養がとれていたら、最悪抜いても大きな問題はありません。
疲れたら机で軽く寝る
食後はどうしても眠くなる時間帯。お昼寝をしてしまう方も多いと思いますが、ソファやベッドで長時間寝るのはNG。
一日の睡眠サイクルが狂ってしまい、夜寝るのが遅くなるというったことも。
完全に寝てしまわないように、机の上にうつ伏せで15分~20分程度仮眠をとるのがおすすめです。
寝すぎると逆に眠くなりますが、短時間であればスッキリと起きられますよ。
間食はナッツ・高カカオチョコレートを食べる
間食に甘いものを食べたくなると思いますが、ケーキやクッキーなどの血糖値を急上昇させるものはあまりよくありません。
ナッツや高カカオなどの低GI食品を間食にとるのがおすすめ。食物繊維が豊富なので、お通じにも良い影響を与えますよ。
夜の習慣
睡眠前になる夜の時間。腸や自律神経を整えるには最も大切な時間といっても過言ではありません。抑えて起きたポイントは、以下の4つ。
- 食物繊維・発酵食品をバランスよくとる
- SNSや動画視聴は1~2時間程度に
- ぬるめのお風呂につかる
- 最低でも6時間以上の睡眠をとる
こちらも1つずつ見ていきましょう。
食物繊維・発酵食品をバランスよくとる
夜の食事は体の調子を整えるためにはとても大切です。
朝は食物繊維中心ですが、夜はそれに加えて発酵食品を取り入れるのがおすすめ。
発酵食品は腸内環境を整える効果があり、さらには免疫力向上、アンチエイジング(老化防止)といった、40代の女性には嬉しい効果がたっぷり。
納豆やキムチを夕食に取り入れたり、食後にヨーグルトもおすすめですね。
▼詳しくはコチラの記事をご覧ください
SNSや動画視聴は1~2時間程度に
ついつい長く見てしまうSNSやYouTubeといった動画コンテンツ。
次から次に情報を手に入れることができるので、使い始めたらキリがありません。
スマートフォンの時間制限を設けないと、いつまでも時間を使ってしまい、お風呂や皿洗いなどの家事が遅れる、そして寝る時間が遅れるなんてことも。
おもしろいコンテンツがたくさんあって辞められないのは分かりますが、睡眠前だとブルーライトによって脳が覚醒状態になり睡眠の質も悪くなるので、1~2時間程度に時間を決めて使うようにしましょう。
ぬるめのお風呂につかる
時間がないからという理由でシャワーだけで済ましてしまう方も多いかもしれません。
しかしお風呂につからないと疲労回復の効率が悪く、さらには体臭の悪化にも繋がるのです。
ぬるめのお風呂にゆっくりとつかることで、疲労回復や自律神経が整うなどのいいことがたくさんあるので、お風呂は積極的につかるようにしましょう。
最低でも6時間以上の睡眠をとる
何と言っても大切なのが睡眠。主婦だと睡眠時間が削られがちですが、肌の調子や体の調子を考えるのであれば、6時間以上の睡眠は確保するようにしましょう。
できれば7時間以上取れるのが理想です。ダラダラとテレビを見ない、やらないといけない家事をさっさと済ましてしまう。といったことで、6時間以上の睡眠は頑張ればだれでもとれるので、時間の使い方を見直していきましょう。
今回は40代女性の方に向けて、体調不良の原因や解決方法を紹介しました。
子育てに仕事に大変な時期ですが、普段の生活を見直して、イキイキとした毎日を過ごしましょう。
今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。最後までご覧いただきありがとうございました。