どんな夫婦にも課題はあり、別れるという難しい決断をすることもあります。
40代になっても子供がいない夫婦の場合、離婚を決意する理由はさまざまで複雑です。
今回は子供のいない夫婦が40代で離婚する理由や、デメリット、また離婚した後はどうするのがいいのかをお伝えしていきます。
40代で子なし夫婦が離婚するよくある理由とは?
40代で離婚をする理由は以下の5つです。
ポイント
- 出産に対するすれ違い
- 期待することの違い
- 妥協ができない
- 経済的ストレス
- 親密さの欠如
他にもありますが特に多い5つをピックアップしました。1つずつ簡単に見ていきましょう。
出産に対するすれ違い
女性の多くは自分の子供を持ちたいという考えがあります。しかし男性は責任や自分の収入のことを考えるとなかなか子供を産めないと考える方も多いです。
40代ともなると子供を産めるぎりぎり年齢。多少のリスクを背負ってでも子供を産みたいという女性は、離婚の選択をするかたも多いです。
一方子供を産みたいという気持ちに答えられない男性も、離婚という選択を取る場合もあります。
期待することの違い
40代で子供がいない夫婦が離婚する理由として多いのが、「期待値の違い」です。
夫婦は年齢を重ねるごとに、結婚生活に対する期待も変化し進化していきます。
夫婦の期待が一致しないと、二人の関係に亀裂が入り、離婚につながることもあります。
例えば一方の配偶者はキャリアに専念したいと考え、もう一方は家庭を持ちたいと考えているかもしれません。
このような期待の違いは、克服するのが難しく、離婚につながる可能性があります。
妥協ができない
子供がいない夫婦が40代で離婚するもう一つの一般的な理由は、妥協ができないことです。
どんな関係でも妥協する力は必要不可欠ですが、夫婦の年齢が上がるにつれてそれはますます難しくなります。
一方の配偶者が妥協や譲歩をする気がない場合、対立や恨みを買い、最終的に離婚につながることもあります。
経済的ストレス
経済的なストレスも、子どものいない夫婦が40代で離婚する理由としてはよくあることです。
特に子どもを持つ予定がない夫婦にとって、経済的なストレスは辛いものです。
将来への経済的な安心感がないため、経済的な悩みに対処できず、夫婦関係に緊張や不満が生じることがあります。
親密さの欠如
親密さの欠如も、40代子なし夫婦の離婚につながる要因のひとつです。
年齢を重ねるにつれて、夫婦の間に溝ができ、親密さが失われることがあります。
肉体的・精神的なつながりを取り戻せないまま、離婚に至ってしまうこともあるのです。
40代女性が子なし離婚をするデメリット・メリット
40代の女性が子なしで離婚をすることはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
離婚することに不安を感じる方もいると思いますので、あらかじめメリット・デメリットを知っておき、本当に離婚していいかどうかを改めて考えてみましょう。
メリット
40代女性が子なし離婚をする主なメリットは、経済的な自由が得られることです。
この年代は、扶養家族の家事や経済的な負担に縛られない分、より安心した老後を過ごすことができます。
さらに子供の経済的負担がなければ、女性がキャリアアップの機会を追求し、子供の世話を心配することなく生活することができるのです。
経済的な自由とともに、子どものいない離婚を選択した女性は、独立性を高め自分の仕事や趣味に集中することができます。
また、40代の女性にとって、子供のいない離婚は、総合的な健康状態を向上させるというメリットもあります。
子供の心配をする必要がないため、女性は精神的にも肉体的にも自分自身の健康にも集中することができます。
デメリット
子なし離婚を考える場合、40代女性はデメリットも想定しておく必要があります。
主なデメリットとしては、家族がいないこと、孤独を感じることが挙げられます。
離婚となるとスッキリする部分もあるかもしれませんが、いざ一人になると強い孤独感を感じてしまい、うつ病などを引き起こすこともあるほどです。
さらに子育ての喜びを感じられないというのもデメリットの1つでしょう。
愛して育てるべき子供がいない40代の女性は、後悔や悲しみの感情を抱くかもしれません。
40代の子なし離婚で後悔する人は結構少ない
40代で離婚をするという夫婦は結構多いです。しかし思っている以上に離婚をしたことで後悔しているという声は少ないです。
というのも40代であればまだ新しい出会いもあるので、より素敵な人と出会った、自分は結婚に向いていないと分かった、など様々な気づきがあるのも事実。
また一度離婚したとしても、お互いにやっぱり良かったと感じるのであれば元に戻ることもできます。
周りの人からは冷たい目線を受けることもあるかもしれませんが、互いにとって納得のいくことであれば大きな問題ではないでしょう。
40代女性が子なし離婚をしたその後はどうする?
40代の女性が子なしで離婚をした場合、「新しい出会いはあるのか」「経済的に生きていけるのか」など、様々なことで不安に感じることでしょう。
ここでは離婚した後にするべきことをご紹介します。
一旦時間を置く
離婚を経験した場合、いったん時間を置くことが重要です。
40代の女性は自分が感じている感情を処理し、生活の変化と折り合いをつけるために、時間を確保する必要があります
離婚したての時は、一時の感情で行動してしまいがちですがNG。
自分を見つめ直し自分がどうするべきかを考えてみましょう。
少なくとも一か月。理想は3か月程度悩んでみて、どうしてもわからない場合は家族や友人にサポートを求めることも大切です。
新しい趣味を見つける
離婚後40代の女性は、新たに見つけた自由と独立を探求する時間を取るべきです。
新しい趣味を見つけたり、自分が情熱を注げるようなボランティア活動を始めるのもよいでしょう。
40代の女性はこの機会に新しいことに挑戦し、新しい興味を見つけることで、今までふさぎ込んでいた才能が開花する場合もあります。
またここで新しい出会いがおきることもあるので、積極的にチャレンジしていきましょう。
自分らしさを再確認する
離婚は40代の女性にとって、自分が何者であるか、人生に何を求めているかを見直すきっかけになります。
この時期は自分らしさを再確認し、何が自分を幸せにしてくれるのかを見つけることができる、自己発見と成長の時期でもあるのです。
40代の女性は、この時期に自分自身を見つめ直し、自分がどうありたいかを再定義することが必要です。
コミュニティに参加する
離婚した後は孤独感を感じやすい状態なので、支えてくれる人やコミュニティを見つけることが大切です。
40代の女性は、家族、友人、個人的なセラピスト、地域の支援団体など、コミュニティを確保するとよいでしょう。
人のつながりは心を癒し、次の一歩への勇気を与えてくれますよ。
新しい出会いを求める
40代で離婚するということを思っている以上に多いです。そしてあなたと同じように孤独感を感じていたり、将来に不安を感じている人も同様に多いです。
そして孤独感を感じる人はマッチングアプリや婚活サイトを通して、新しい出会いを求めている方もいます。
なんとなく抵抗があるかもしれませんが、マッチングアプリでは条件をつけて出会いを求めることができるので、想像している以上に素敵な人と出会える可能性が高いのです。
焦って新しい出会いを探す必要はありませんが、もし将来に孤独な生活を送りたくないのであれば、なるべく早めに新しい出会いを見つけておく事をおすすめします。
今回は40代女性で子なし離婚をした外に向けて、離婚してしまう原因や、離婚した後の対処法について解説しました。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。