最近「知育ママ」と自称している方がSNS上で増えてきています。
知育ママのブログ、知育ママのTwitter・・・
「こんな知育をしています!」という事なのですが
なんだか怖いという声もありますよね(笑)
そもそも知育ママって自称するもの?知育って何?
やみくもに知育に手を出すよりも子供自身の「やりたい」を伸ばしてあげられるのが賢い母親の育児です。
「知育ママ」ブログやSNSに現る!ちょっと怖いという評判も・・・
「知育ママ」って言葉は昔からありましたか・・・?
私が子供の頃「知育ママ」なんて無かった気がします。
子供の才能を最大引き出すために幼いころから「知育」を頑張っているママ、という事なのでしょうが・・・
恐らくあの最難関国立大学に子供3人を合格させたあのお母さまの教育方法などが取り上げられるようになってから「知育ママ」の存在か強くなったのかな?と思います。
知育ママのブログやSNSを見ると子供にこんな知育をしています!!!
両親の最終学歴これです!!
どやぁ!!!!みたいな凄いマウントかましてくる方も散見します(一部です。笑)
まだハイハイもしないような赤ちゃんに絵本を何十冊と読み聞かせをしたり、英語をかけ流ししたり、テレビは一切見せない教育をしてます!!みたいな方もいてちょっと話題になった方もいるようですよ。
そもそも「知育」って?
「知絵」を「育む」で知育なので、しっかりと勉強することだけが知育ではないと思うのは私だけでしょうか?
例えばお散歩をしてお花の香りは甘いね、と感じること。
枯葉の上を歩くと音がして面白いね!と思う事。
どんぐりや木の実を拾うのが楽しい事。
「あれはなんだろう?」と思って大人に聞くこと。
全部知育だと思うんですよね。
トミカが好きな息子はトミカを沢山並べてストーリーを作っていたり、車をメーカーごとに並べたり、色別に並べたりするのですが、これも頭を使って想像力をつかって遊んでいるので知育だと思います。
女の子がおままごとをしたり、ごっこ遊びをしたり、プリンセスになりきったり、日常で感じたことを遊びに反映させているのでただの遊びに見えても知育です。
もちろんひらがなを教えることや数字を教えること、折り紙なども知育なのですが、極論を言うと
子供が興味関心を持って想像力を働かせること
って知育なのではないでしょうか?
その月齢、その月齢によって興味関心が変わり、他の子供たちとの関わり方も変わり、遊びも変わる。
その時その時の成長に応じた興味関心を伸ばすのも立派な「知育」だと思います。
SNSで知育ママを名乗る方
本当に熱心な方が多いと思います。
育児って普通にこなすだけでも大変なのにそこに「知育を頑張る」という要素を入れるだけで大変さは増すと思います。
純粋に凄いと思います、エネルギーが。
ただ親子とはいえ親と子供は別の人間なので親の努力がそのまま子供の結果に表れるわけではないのは当然で、親が「頑張っているのになぜ・・・」となる方も多いと思います。
SNSで「知育ママ」を自称している方がかなり増えてきた昨今ですが、親の思うような成果が子供に出なかった時にそれを受け止めてあげられる器をもってあげることが必要なのではないでしょうか。
結果的に子供自身がやりたいかどうか
大人でも同じですが「自分がやりたいと思ったこと」は本気でやりますし、頑張るのも楽しいですよね。
逆に自分がやる気がないのに「やりなさい!やらないとダメ!」と言われることはあまり頭に入らない(私の場合)
なので、もしお勉強することや学ぶことに積極的なお子さんで「やってみたい!頑張りたい!」というお子さんの場合はどんどん頑張って吸収が早いうちに学びの機会を増やした方が良いのだと思います。
息子は3歳になったら英語なども取り入れるリトミックなど習わせようかなーと思っていたのですが、3歳になると同時にコロナウィルスの感染拡大に伴い学校が休校になり、習い事なども全部お休みになったため、体験に行く機会逸しました。
(追記:その後、本人が英語を習いたいと言い出して現在英会話教室に通っています)
最近はオンラインの習い事も増えているようなので、共働きなど習い事の送り迎えが出来ない親でも出来るので良いですよね。
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ちなみに過去に息子の場合自分で「楽しい!」と感じてどんどんやる気が増したのはパズルでした。
(関連記事:2歳で80ピース超えのパズルが出来るようになった息子の体験談↓)
https://around40mama.net/puzzule/
また生まれた時から絵本はたくさん頂ける環境にあったので生後2か月くらいから(自分の息抜きもかねて)絵本の読み聞かせは沢山してきました。
(関連記事:0歳から2歳の感性を高めるおススメの絵本↓)
https://around40mama.net/ehon012/
人気の英語教育について
自宅で聞き流しで英語を覚えると謳う超高額教材などありますが・・・(100万近いんですよね)
子供って4歳くらいになると自分が興味があることに集中して遊んでいると他の音は聞こえません。
(少なくとも息子の場合)
聞き流し系でお手頃価格で試せるのは「ワールドライブラリー」では無いでしょうか?
英語の絵本をネイティヴの読み聞かせCDを流して聞きながら読む、というもの。
1冊あたりCD込みで2000円くらいなのでまず自分の子供が興味を持ちそうな絵本を1冊2冊くらい購入して聞き流し絵本に興味を示すかどうか試して見るのは良いですね。
ネイティブの発音が耳に入りますし、絵本に興味を示すのであれば子供の吸収は早いので英語に触れる習い事をするかどうか判断する良い機会になります。
年齢が上がると絵本も好みがハッキリしてきて集中力を持って読んだりしない場合があるので1歳~未就学児までにおススメです。
価格的にも高額では無いので子供の特性を探るのに手頃な価格なので取り組みやすいですよね。
息子はネイティブの発音の英語を聞いて興味を持ち「英語を習いたい」と4歳になってから自分で言い出したので、ワールドライブラリーの英語の絵本を経て、今はネイティブの先生の英会話教室に通っています。
英会話教室など通わせたいけど、続くかどうか心配・・・という方などは是非ワールドライブラリーは試してみて欲しいです。
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知育ママや【賢い母親】とは?
私学にお受験を視野に入れて育児をされている方はもちろん幼児教育から力を入れているのが普通なのでしょう。
流石に乳児からのフラッシュカードとかやっているママはやりすぎかなと個人的には思いますが・・・
知育ママでも「明確に短期的に目標がある人」と「とにかく賢い子にしたい」という意識の違いでは大分差があります。
後者の場合は何でも良いと聞くと闇雲に手を付けて、手ごたえがないと辞める、の繰り返しの方が多いのです。
特にお受験を目標にしているという訳ではないママは「知育ママ」と名乗るほど頑張る必要があるのでしょうか?
子供の「得意」を伸ばす
あれこれ賢くなると言われる勉強法や高額な学習プログラムを購入するのも教育資金にゆとりがあれば良いのかも知れませんが結果として続かないのであれば時間もお金も無駄になってしまいます。
何か勉強法を取り入れるのであれば「合わない」と思った時にすぐやめられるし、金銭的にも後悔しないものが良いと思います。
そして子供が得意なものを伸ばしてあげるのが一番だと思います。
運動神経が良いと思うのであれば体操教室の見学に行ってみたり、音楽が好きそうな場合はリトミックや幼児ピアノ教室や、ダンススクール。
ちなみに人気のスイミングですが、私は喘息持ちだったので子供の頃半強制的に入会させられましたが泳ぐのが苦手だったので全然楽しくなくて割とすぐやめました笑
「泳げるようになって欲しい」から習い事に親が通わせても子供にとって「それが嫌いなもの」だとただの苦痛なので上達するどことかもっと嫌いになるリスクも潜んでいるのです。
現に私は今でもあまり泳げません(^^;
子供からの「やりたい」を聞く
子供が「やってみたい」と言うものをやるのが一番だと思います。
実は私の親が基本的にそのタイプでした。
私は子供の頃からあまり「勉強しなさい」と言われたことがありません。
水泳は親に強制的に通わされましたが、リトミックは幼稚園で集団教室で楽しかったのでそのまま小学校入学と同時にエレクトーンにステップアップし、後は友達が習っているのをみて羨ましかった書道を習いたいと言って通わせてもらったくらいです。
プラス自宅学習の毎月送られてくるもの(チャ〇ンジ)を小学生の時に憧れ、やりたい!と自分で言い出して入会させてもらいましたが、最初の1か月しか真面目にやらなかったので1年で退会しました(笑)
中学に入学してからも塾に通うこともなく、ただ夏期講習と冬期講習だけは自分が受けてみたかったので親に「行ってみたい」とお願いして中1から短期講習だけ通っていたのです。
と、こんなに親が子供の勉強に熱心ではないように見えますが、私は四年制大学を卒業しています。
同じような経歴ですがチャ〇ンジだけはずっと中学卒業まで自分で続けていた姉はもっと賢く、高学歴のエリートなのです。
中学で塾に通っていなかったのに偏差値70をゆうに超える高校に入学しました。
正直親はあまり「あれしろ、これしろ」言わない親なのですが、近所のお母さんたちに私の親は「賢い親」と言われていたのです。
子供のことを信じて子供からの「これをやりたい」を尊重するのが一番子供が個性を伸ばせる育ち方になるのかなと自分の親を見て感じます。
自分の親を見て我が子にも
息子はトミカが大好きで自分でストーリーを作って遊ぶのが好きです。
それは想像力を育む力だと思っています。
パズルやブロックなども好きなので自分で頭を使って何かを作り上げるのが好きなのかなと思っています。
それは息子の「個性であり特性」であってまだ3歳なのでそのまま自分のやりたいようにさせてあげようと思います。
保育園で言われるのは、息子は走るのが早いとか運動神経が良いことは言われます。
へんしんバイクのおかげで3歳で補助なし自転車も乗れるようになりましたし、キックボードも好きなので運動が得意なのかな?と少し思ったりします。
なので体操教室かダンスを習わせてみたいな、とは思います。
英会話はアラフォーの私は中学から必須科目でした。
今の子供は小学校からやるので少し興味を持たせるくらいはしておいた方がよいのか、私に似て算数が嫌いで計算が苦手だったらそろばんを習った方が良いのか。
勉強に関しては英語かそろばんどっちか試して見ようかなくらい。
身体動かす系ひとつ、学び系ひとつ、嫌がったらやめるくらいですかね。
めちゃ緩いです。
なんとなくそれくらいが息子にはちょうど良いと思うのです。
(4歳になり息子自身が「英語を習いたい」と言い出したので英会話教室に通い始めました)
賢い母親とは
前置きとして別に自分が賢い母親とは全く思いません。
初めての子育てで分からないことばかりです!
自分の夢を子供に託すことも悪い事ではないですし、高学歴のご両親であれば自分と同じように高学歴の子供になって欲しいと幼児教育に力を入れるのもその親の考え方で間違いではない。
そんなに知育に興味がなくありのままの野性的な子供のままで良いと思うことも間違いではない。
母親や父親が「子供をこうしたい」と思ったことに対して、子供に強制するのではない。
子供が「そうしたい」と思うように気持ちを持って行けるようにすることが一番大事なのかなと思います。
どのベクトルに向かうかは親の見極めでよいですが、そのレールに乗ることを楽しいと思う学びが出来るのが「知育」のベストだと思います。
SNSで増加中「知育ママ」って何?【賢い母親】とは まとめ
SNSには沢山の「知育ママ」があふれ、知育に関する情報交換がなされています。
本気の高学歴の子供にするための「知育」と「ゆる知育」だと内容も全く違いますが、とにかく一番大事なのは
子供がそれを「やりたい!」と思う気持ちがあるかどうか
なのだと思います。
子供の「やりたい」を引き出すのが賢い親なのだと思います。
私の両親の場合はあえて「あれしなさい、これしなさい」を言わなかったことで子供から「やってみたい」を引き出す変わった形の賢い親だったのかも知れませんね(笑)
ちなみに幼い頃から優秀だった姉から甥っ子にあたる息子に貰った今までのプレゼントの中で知育関連はこの3つ。
全部息子は楽しそうにやっていますよ!
音が出たりご褒美のシールがもらえたりするとやる気がアップするようです。
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