高齢出産

【高齢出産エピソード】10人の高齢出産ママに実際に聞いたリアルなエピソードを紹介

「高齢出産を控えていて不安」

「気付けば35歳でこれから妊活を始めるけど不安」

このように高齢出産に関しては不安に思う方はかなり多いと思います。

そこで今回は実際に高齢出産した女性の方に、高齢出産に関するエピソードを集めてみました。

共感できる部分も多いと思うのでぜひご覧ください。

不安がいっぱいな出産だった/41歳で2人目 Umiushiさん

とにかく妊娠した時点で40歳を超える高齢だったので葉酸のサプリメントを人の倍飲んでいました。妊娠が分かってからも流産してしまうのではないか、ちゃんと育つのかという不安が常にありました。

妊娠初期に何回か出血したのですが、もうだめだと泣きそうになりながら病院にいってエコーで確認していました。お医者さんと話をするときも泣きながら話していました。
心音が確認できて悪阻もあったので、それで取りあえず安心することができました。ただ悪阻(つわり)がましになると赤ちゃんは大丈夫かなと心配する毎日でした。
もちろん出生前診断もしました。どんな結果が出ようと産むつもりで受けましたが結果が出るまでは不安で夜も眠れなかったです。

毎月のエコーがとにかく待ち遠しくてとにかく無事に産まれるまでは安心できなかったです。

高齢出産で周りのママとの意識の違いを感じた/35歳1人目 37歳2人目 mogさん


なかなか妊娠せず気づいた時は高齢出産と呼ばれる年齢でした。

妊娠中は大きなトラブルはなかったものの、やはり赤ちゃんに異常がないか心配でしたので出生前診断を受け料金は30万近くかかりました。

周りの若いママは皆そんなものは受けていませんでした。

気にしているのはホテルのように綺麗で食事の美味しい病院で産みたいだとか、ベビー用品は何にしよう?という事ばかり。

キャッキャと騒いでいたのに対して私はいつも心配ばかりで、病院も大きくてNICU付きの所にこだわったりと、かなり周りと温度差がありついていけませんでした。

赤ちゃんに異常はなかったものの、分娩時になかなか赤ちゃんが降りて来ずに結局帝王切開になってしまったりなど、もう少し私が若くて体力もあれば普通に産めたのかなと落ち込みました。

高齢出産でも安心して出産できる/36歳2人目 トコトコさん

36歳で2人目の出産でした。妊娠中はさまざまなリスクについて独学で勉強しました。

万が一障害のある子供が生まれた場合は今の生活が一変すると考えたからです。

夫と相談した結果、血液検査でダウン症のリスクがあるのかどうか検査することに決めました。

主治医の先生と相談して羊水穿刺で検査することに決定。

万が一染色体に異常が見つかった場合は、今回は子供を諦めると決心して検査していただきました。

検査の結果は問題はなく元気な赤ちゃんだったのですが、出産するまでに染色体異常の不安を抱えたままの妊娠期を過ごさなかったので、私にとっては良い選択だったと思っています。

もちろんその他にも高齢出産のリスクは様々ありますが、心配な所は主治医の先生と相談しながら安心した出産に臨むのがおすすめだと思いました。

意外と多い高齢出産/38歳2人目 sayuriさん

1人目は30代前半で出産したのですが、切迫早産から切迫流産になってしまい妊娠中はほとんど自宅が病院で寝たきりの状態で過ごしました。

主治医から2人目がこうなる可能性が高いとのこと、1人目がある程度自分のことは1人でできるようになってから2人目の妊娠に踏み込みました。

38歳での帝王切開で1人目の時よりも産後の治りが鈍く、かなり大変な思いをしました。

現在2歳になった息子のママ友と年齢の話になったときに、自分の年齢を打ち明けると意外と高齢で出産していたママ友が多く驚きました。

最近では20代は仕事や趣味に没頭して、30代になってから出産する人がふえてきているので、高齢出産だからといって不安にならなくても良いと思いました。

若くて綺麗なママになりたい!/37歳1人目 40歳2人目 まゆちーずさん

私は40歳で出産して現在5歳の女の子がいます。

昨年から幼稚園に通い始めてお友達がたくさんできて、私もママ友が増えてきたのですが、ママ友は30歳前後の女性がたくさんいて私と比較すると綺麗で華やかで見劣りしているのがわかります。

子供は最近可愛い服を着たがったり、メイクに興味を示したりしていて女子力をメキメキ上げていてママにもオシャレをしてほしいようです。

しかしこの歳だと可愛い服は似合わず、子供の期待に応えられ無いことに申し訳無さを感じます。

先日子供から○○ちゃんのママみたいな可愛い服を着てほしいと言われたのですが、そんな服は到底私には似合わないので子供には我慢してもらうしかありませんでした。

もっと早く産んでいたら子供は若くて綺麗なママだと自慢できたのにとつくづく思ってしまいます。

高齢になると妊娠しづらくなる/37歳 3人目 rinokureさん

上の子が5歳になった時に3人目が欲しくなりました。

妊活したかったのですが旦那が乗り気ではなく、たまに思い出した時にタイミングを合わせるくらいの緩い妊活をスタート。

上の子たちの時はすぐに妊娠したので私は子どもが出来やすい体だと思っていました...。

なので焦ることもなくゆっくりしていましたが、全くできず...。そうやってあっというまに3年の月日が経過。

妊娠しない焦りとストレスで余計良くなかったと思いますが、旦那とも喧嘩が増えて妊活が負担になってきました。

お願いしながら妊活を続けていたらやっと妊娠しました。

嬉しくてたまらなかったのですが、9週目の時に心拍が確認できず、流産してしまいました。

辛くて辛くてたまらなかったですが、流産の後は妊娠しやすいと聞きました。産婦人科の先生から妊活していいと許可が出てから2か月後に妊娠し、出産できました。

気持ち的に後ろ向き/37歳 2人目 39歳 3人目 akimadoさん

まず自分自身の母親の出産年齢が30代前半でした。幼少期は授業参観などで来る友達のお母さんが若くて羨ましかったのを今でも覚えています。

子供ながらに嫌だった事もあり、自分は若いお母さんになることに憧れていましたが、現実はそんなに甘くありませんでした。

実際3人目を妊娠したのは38歳、出産時は39歳でした。入院先の同じ病室の妊婦さん達は20代や30代前半で羨ましかったです。

中には帝王切開の20代妊婦さんは、手術後すぐに元気に動き回っていました。看護師さんも「若いからね」などと言っていました。

実際私も帝王切開でしたが、痛み止めが効かず夜中も眠れない程でした。授乳室までも歩けず泣きながら壁をつたって必死でした。

育児に関しても体力勝負なので、もう少し若ければもっと色々できていたかもしれないと思うことは日々たくさんあります。

高齢出産、子の成長を喜ぶと共に自分の老化に恐怖を感じる日々。/37歳 1人目 42歳2人目 COCOさん

一生独りで生きていく運命かと腹をくくっていましたが、41歳で結婚する縁に恵まれ、望んではいましたが特に何もせずコウノトリに委ねていたところ、娘を授かりました。

妊娠の報告をした数日後に母が癌で亡くなってしまい、母の生まれ変わり、何があってもこの世に産んであげないとと強く思ったのを今でも覚えています。

結婚を機に夫の転勤で関西から北関東に移住したため、知り合いもおらず、コロナということもあって閉じこもる日々。しかも私の住んでいる市は出産出来る病院が3つしかなく、高齢ということも踏まえて大学病院で出産することに。

悪阻(つわり)も殆どなく、日常生活に支障がでることもあまりなかったので、ネット記事等を読んで構えていましたが拍子抜けというくらい順調そのものでした。

ただ検診の度に撮るエコー写真は毎度逆子状態。結局一度も正常位置にならず。大学では逆子の自然出産を選択できるとのことでしたが、最初で最後の子宝になる可能性が高いので万一のことを考え帝王切開を選択しました。

帝王切開後の痛みもほぼ無く、翌日から子供同部屋での授乳。初産・高齢のためか、母乳が満足に出ず夜中に泣く我が子に申し訳ない思いで入院生活を送りました。
しかし大学病院ということで、助産師研修の一環で学生さんが一人付いてくださり、大変助けて頂きました。(被験者に断られ、高齢出産&帝王切開に立ち会えるケースは少ないそうです。)

一週間の入院生活から解放されやっと我が家に。との喜びも束の間、病院では助産師さんや同室の妊婦さんがいたりと常に誰かと話せる状況でしたが、いざ家に帰ると日中は犬・猫・赤子と私。

日本語を忘れそうな生活のなか、ほぼワンオペの生活。しかしまだこの頃は気が張っていて、授乳さえすれば赤子はすやすや寝てくれ、安全な場所に寝かせておけば安心できました。

一歳半になった今、動き回るは目を離すと危ないは、体重は12㎏を超え抱っこするのも一苦労だは、腰痛との闘いの日々となっています。

これから益々活発になっていく娘、親の体力が持たないと今から不安でなりません。

もし子供が欲しいと考えている方がいらっしゃったら、一日も早く生むことをアドバイスしたいです。

10年ぶりの出産エピソード/39歳 2人目 sachiさん

1人目を29歳で出産しました。それから2人目はしばらくセーブしていて、いざ妊活を試みたところなかなか妊娠できなくて、諦めた矢先に無事妊娠することができました。

しかしその時はすでに38歳でした。高齢出産で1人目の出産から10年も経っており、2人目なのにまるで初産のようでした。

高齢なので以前の妊娠中より遥かに大変で体が本当にきつかったです。つわりも安定期までしっかりありましたし、お腹が大きくなるにつれて動くのがしんどかったです。

それでも主治医からは毎日散歩を促されていたので、それも本当にきつかったです。出産は計画出産になりました。

なぜならお腹の赤ちゃんが推定4000g近くなっていたからです。

いざ産まれてみると3200gでしたが、出産時も10年ぶりだったからか初産並みに時間がかかりました。本当に辛かったです。

妊娠中はとにかく不安で、身体もきついです/41歳 2人目 sweetrubyさん

1人目の子どもも35歳と高齢で出産しており、不安があったのですが、さらにその6年後の41歳での出産は不安ばかりの妊娠期間でした。

待ち望んだ妊娠ではあったのですが、1人目と2人目の間に何度も流産したこともあり、妊娠がわかった直後から、喜びよりもどちらかというと不安の方が大きかったです。

定期検診のたびに緊張しながら、エコーを見ていたのを覚えています。また、身体のだるさも妊娠中ずっと続いていました。

仕事をしていたせいもありますが、とても疲れやすく、つわりの期間が終わっても、仕事以外の時間はいつもぐったりとしていました。

いろいろとベビーグッズを探しに出掛けたりもしたかったのですが、そんな体力もなく、必要なものは近場で適当に買って済ませる羽目になりました。

その後無事に出産することができましたが、高齢出産の妊娠期間は、マタニティライフを楽しめる気持ちや体力の余裕がなくなってしまうのが、少し残念かなと思います。


 

今回は高齢出産をした女性のリアルな意見を紹介しました。

これを見て高齢出産のリスクも強く感じた人もいるかと思いますが、実際辛いことはたくさんあります。ですがそれを乗り越えた先にある子供の成長は、産んだ人にしかわかりません。

高齢出産のリスクをしっかりと理解したうえで、妊活を行ったり、妊娠後・出産後の準備をしておきましょう!

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