育児全般

【体験談】抱っこじゃないと寝ない赤ちゃんに効果的だったもの

生まれて数日から・・・抱っこじゃないと寝ない子。
我が子がそうでした(笑)

抱っこして腕の中で寝ても、お布団に着地させると10分も経たずに泣き声が・・・

腕取れるわ、と思うくらい新生児から抱っこに明け暮れる日々でこれを「背中スイッチ」と言うのですね。

抱っこじゃないと寝ないので自分も眠れないし、他の家事も出来ないし沢山調べて、試して我が子に一番効果的だったのは「おひなまき」でした。

息子との格闘もまとめて書きますので背中スイッチで悩んでる方は是非参考にしてください。

抱っこじゃないと寝ない赤ちゃん(息子)との戦いの歴史

産後間もなくの産婦人科入院中から

息子が抱っこじゃないと寝ない子になったのは生後3日くらい。まだ産婦人科に入院している頃からでした。
今思えば新生児の泣き声って小さくて可愛い!と思いますが、新米ママは泣いている我が子をなんとかしないと!と慌てました。

抱っこすると泣き止んで寝ることに気が付いたのですが、泣き止んだからベッドに戻すとバレる。
また泣く。抱っこする・・・・エンドレス。

産後入院中の食事も片手抱っこしながら食べてました(笑)
息子の抱っこしないと泣くのはこの時から始まっていました。

退院後は地獄の抱っこエスカレート

退院後は助言してくれる助産師さんもいません。
とにかく抱っこじゃないとないてしまう赤ちゃんでした。

里帰り出産だったので、新生児の時はもうどうにも辛い時は実母に抱っこを交代してもらったり、その間に食事をとったりしました。

抱っこじゃないと寝ない子についてネットで沢山検索したのもその頃です。

ベッドに普通に置いても泣かないで寝ちゃう子もいるとか・・・何そのお利口さんは!!と驚いたのもその頃です。
新生児にして個人差を学びました(笑)

抱っこじゃないと寝ないで泣いてしまう子は意外と多い

ネットで調べると抱っこで寝ても布団に着地させると泣いてしまう赤ちゃん「背中スイッチ」の赤ちゃんは意外と多いのは分かりました。

色々「こうやると眠れます!」みたいな紹介があって多分片っ端から実践したと思います。

まず、ハイローチェアが効果があると知り、5万円の電動ハイローチェアをネットで注文しました。
→全然寝ませんでした。
優しい音楽が流れながらゆらゆら揺れていてもお布団と同じで置いたらアウト。
機械的な揺れと人のぬくもりの違いにバレたか(笑)

次は「きっと話せばわかる」と思って説得してみる作戦です。

「ねえ、寝ないと疲れちゃうでしょう?意地にならないで疲れたらお布団で寝ちゃいなよー」と優しく説得しました・・・が効果があるわけがありません(笑)

お布団に着地させるときの上手な手の抜き方なども書いてありましたが文章と絵だけではよく分からず、上手に出来ませんでした。

ちなみに最終手段は抱っこして寝たらその抱っこしたまま自分も寝る、でした。
腕枕状態と言いますか・・・1時間くらい寝てくれたりしましたが、自分も眠れるようであまり眠れません!笑

抱っこじゃないと寝ない赤ちゃんに少し効果があったもの

横向きに寝かせて背中をとんとんしてあげる。
うつ伏せにならないようにクッションやタオルを丸めたもので背中側ではなくお腹側を支えてやりました。

これは少し効果ありました。
手で肩やおしりなど支えて横向きにして背中を優しくトントンしてあげるとウトウト眠ってきます。
寝たな?寝たな・・・?と確認しつつ少しずつトントンの回数を少なくして、背中側にもバスタオルを丸めたようなもので仰向けに戻らないように置いて支えて、手を放してそーっとその場を離れます。

これは少し効く!けど30分くらいでした!

横向きで寝ている間は大丈夫なのかも知れません。
ただ、泣き声が聞こえて見に行くと普通にあお向けになっていたので、なにかをきっかけに横向き寝からあお向けになった時に背中スイッチが発動していたのかもしれません。
だけど横向きトントンは少し効果を感じたのでちょっと試す価値はあるかもです。

抱っこじゃないと泣く赤ちゃん(息子)がたどりついたところ

息子に色々試してたどりついたところ。

それはネットで検索してちょいちょい出てくるおくるみで身体を固定する方法の中のひとつ「おひなまき」でした。

回し者でもなんでもないのですが、妊婦時代に一度は耳にしたことがある「トコちゃんベルト」の青葉とい会社が提案している「おひなまき」です。

巻き方もネットに図解で載っていたので見よう見まねでやってみたところ・・・

「なんかちょっと本人が落ち着いてる!!!」

おひなまきって見た目にはなんだか動けないようにぐるぐる巻きに拘束しているように見えるのですが、実は赤ちゃんが胎児でお腹の中にいた時と同じ体勢でいられるようで安心するんだそうです。
ただ、ホームページで紹介されているのを手持ちのストールで見よう見まねで再現してみたので完璧には出来なったです。

なんとかもっと上手に出来ないかと調べていたら公式の「おひなまき教室」なるものがあることを知り、割とリーズナブルだったので息子の1か月検診後の初めてのお出かけ先は「おひなまき教室」でした(笑)

「おひなまき」の正式なやり方、理想の姿勢などかなり勉強になりました。

今そういう教室があるのか分かりませんが、調べてみてあったら参加しても良いと思いますし、今はYouTubeでおひなまきのやり方の動画が沢山あるので、それを見ながらやってみるのも良いかなと思います。

胎児の時の姿勢。
身体がCのようなカーブになるようにしてあげるのがポイントです。
そこさえ押さえたら巻き方は若干アレンジしても平気だと思います。
私も自己流入っていましたし、たまに気分を変えて違う巻き方とかしてました。

おひなまきで息子が変わる

おひなまきで驚愕的に良く寝る子になった訳ではありません。
巻いても全然ダメでおひな巻きのまま抱っこしている事もありましたし、1時間くらい寝てくれる時もありました(これが奇跡)

ただ一番変わったのは息子の中で「落ち着く体勢になれる方法がある」と自分で認識したことです。

寝る時は毎晩おひなまきをしてあげるのが儀式のようになりましたが、生後3か月くらいになると赤ちゃん自身(息子)も「寝たいのに上手に眠れない」と分かっているのか、おひなまきをしようとすると「やっと眠れるわーうふうふ」という喜びの感じがヒシヒシ伝わってくるのです(笑)

これが本当なんですよ。

息子はおしゃぶりはダメな子だったのですが、おしゃぶり好きな子もこんな感じなんですかね?
これがあると安心するから嬉しいのよねーという感じが赤ちゃんから伝わります。

これってwin-winだよね?と思いました。

おひなまきは卒業できるのか?

抱っこじゃないと眠れない赤ちゃんだった息子が、おひなまきで夜はよく寝るようになりました。
(日中は50%の確率で苦戦)
でも、これっていつまで続けられるのだろう・・・?
と心配していたのですが・・・限界になる時が自然に来ます。

お雛巻きして寝たはずなのに朝見ると両腕がばんざーいになってる・・・

足をぎゅっと丸まるようにまいたのに足がよく伸びている・・・

赤ちゃんに力が付いてきて寝ている間に無意識に「おひなまき突破」するようになるんですよ(笑)

だけど、夜寝る時は「安心したいからはやくおひななきしてーうふふ」な感じなのですが・・・

そこで「あ、これは儀式なんだな」と気づき、そこからわざと緩く巻いたりして本当は落ち着く体勢になっていないお雛巻きなのですが「巻いてあげる」という儀式に変えていきました。

それでも息子は異変を感じず(さすが赤ちゃん)安心して寝て。
気づいたらお雛巻きの布を掛け布団のようにふんわりかけて巻いてあげるだけでも大丈夫になりました。

抱っこじゃないと寝ない赤ちゃんを卒業した時

おひなまきはとっても効果があって、生後2か月3か月の頃はうまくいくとおひなまきでお布団で2時間くらい寝てくれるようにもなりました。

ただ、全然ダメな日ももちろんありました。
人間ですからね・・・嫌な日もあるんですよ・・・きっと。

そんな息子が寝かしつけ方法が抱っこじゃなくなったのは寝返りをうつようになってからだと思います。

賛否あると思いますが、息子はうつ伏せが好きな子だったので、眠くなったらうつ伏せで「ちゃんと顔は横を向いているのを確認してから」おしりや背中をポンポンポンポンと優しくたたいてあげました。そうすると40分くらいで寝たと思います。

いや、40分って十分時間かかっているのですが、抱っこして40分と横になっている子のおしりや背中を40十分やさしくポンポンするのは労力が違いますよ?(笑)

私もうつ伏せで寝るのが今でも落ち着くタイプなのでので多分息子もそのタイプだったのかもしれません。

寝たらあお向けにしますが、寝返りを覚えると寝ていてもすぐ寝返りします(笑)
そのうち上手にうつ伏せでも呼吸できるように顔の位置を自分で動かせるようになるのですが、寝返り防止クッションなどもあるので、最初のうちは気を付けてみてあげて下さい。

抱っこじゃないと寝ない赤ちゃん、3歳になった今は・・・

今も入眠は下手な方だとは思います(笑)

眠いのになかなか眠れない時も多いです。

これは生まれ持った気質だと思います。

ですが、究極に疲れている時はお布団にごろんして5分くらいで寝てます。

ただ、生後8か月くらいからずっと続いていることがあります。

春夏秋冬関係なく、寝る時にお気に入りの手触りの良い素材のブランケット(マイクロフランネル)を身体の近くにおいて寝ています。

触っていると落ち着くみたいですよ。
我が家にはもう7枚くらい常時ストックがあります。

別にずっと触れていないとダメなわけでもなく、全然違うところで寝ている事の方が多いのですが笑、何かあると落ち着くものがもし見つかったら寝る時に一緒に寝るのも手だと思います。

私も子供の頃お気に入りのタオルケットがあってそれじゃないとなかなか寝付けない子でした。

ふわふわなぬいぐるみと一緒に寝る子も同じ感じかな?と思います。

「これがあると落ち着く」というものがあればそれは使ったほうが親の負担も減ります。

もうどちらかと言うと4歳が近い3歳ですが、本人がそれが無いと眠れない!と言うのでお布団と一緒に出しています。

ただふわふわなところを触るだけなのですが、安心するのでしょうね。

抱っこじゃないと寝ない赤ちゃんに効果的だったものまとめ

我が家はずばり「おひなまき」でした!

おひなまきで「落ち着く体勢」を作ってあげることで本人が精神的に安定したというか落ち着いた感じがしました。

新生児くらいの赤ちゃんだと大き目のバスタオルなどでも出来ると思いますし。私も自分の広げたら大きいストールで最初は試してみたので一度YouTubeの動画でやり方をまねてやってみると良いかもしれません。

ちなみにおひなまきで一番やりやすかった布は「エイデンアンドアネイ」のおくるみでした。
これは夏場とかにベビーカーに乗っている赤ちゃんにかけてあげているママも多いですよね。

私はおひなまきするようになってから買いました。
最初は1枚でも良いかも知れませんが、汗をかいたり、ミルクの吐きもどしがあったりするとお洗濯をしないといけないので2,3枚持っているほうが便利だと思いますが、試しに1枚使ってみると肌さわりの良さやおひなまきでの使いやすさも伝わるかな?と思います。

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